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●アドバイザー技術士 プロフィール  齊藤 秀哉 (さいとう ひでや)      ≫アドバイザ一覧

技術部門:
選択科目
化学:高分子
専門事項 フッ素高分子化学
技術士登録 文部科学省登録番号 第107593号(西暦 2026年 3月 登録)
他資格 高圧ガス製造保安責任者(甲種化学)、危険物取扱者(甲種)

事務所 合同会社 SPLanning
経歴 1986年 神戸大学工学部工業化学科卒業
同年   ダイキン工業化学事業部入社
2024年 同社退職
同年   合同会社 SPLanning設立 代表就任
化学技術コンサルタントとして活動
実績 ◇フッ素ゴムの低温特性の改良開発 1986年4月〜1989年10月

一般的なゴム材料に比べ低温特性が劣るフッ素ゴムを改良するために、低温でも分子運動が起こしやすい共重合モノマーを合成し従来のフッ素モノマーと共重合組成検討を実施。その過程で、韓国で開催された機能性ポリマーの国際学会で成果を報告した。

◇フッ素樹脂塗料用樹脂の開発 1989年11月〜1993年4月

建築用塗料用に使用される樹脂は数年で劣化するが、フッ素樹脂を使用することで20年程度の耐久性を付与することが可能。塗料用に最適なフッ素樹脂の設計検討、プロセス開発、スケールアップ検討を実務担当リーダーとして経験した。

◇パーフロゴムの開発 1993年5月〜1995年5月

パーフロゴムの分子設計、重合技術開発を実務リーダー2名の部下を率いた。

◇フッ素ゴムのプロセス開発 1995年6月〜1999年3月

従来、バッチ重合で生産されていたフッ素ゴムのコストダウンのため、連続重合技術開発の実務リーダーとして5名の部下を率いた。

◇フッ素樹脂粉体塗料用樹脂の開発 1999年4月〜2003年5月

建材用に使用されるフッ素樹脂粉体を用いた塗料樹脂の分子設計、プロセス開発の実務リーダーとして8 名の部下を率いた。

◇フッ素樹脂プロセス開発 2003年6月〜2010年1月

フッ素樹脂プロセス開発部署の担当課長として、溶融樹脂タイプのフッ素樹脂のプロセス開発を推進した。途中、中国フッ素メーカーでの委託生産業務も担当した。

◇中国事業プロジェクト 2010年2月〜2015年3月

中国勃興を機会として、会社を挙げて中国事業に集中投資を行った際、数社の中国フッ素メーカーとの協業を推進するため、会社調査、交渉メンバーの一人として参画し、委託生産等に繋げた。

◇本社企画業務 2015年4月〜2016年6月

中国から帰国後、本社企画部配属となり、社長賞事務局、フッ素材料マーケティングを担当した。

◇フッ素材料マーケティング業務 2016年7月〜2019年9月

フッ素材料の用途開発を目的としたマーケティング部に所属し、国内外のマーケティング業務を経験。アメリカ、ヨーロッパ、中国、アジアにある各拠点の情報を整理し、活動を支援する業務を経験した。途中、中国への化工機(環境機械)のマーケティングの実務リーダーとして業務を推進した。

◇化工機事業撤退業務 2019年10月〜2024年4月

長年年赤字が続いてきた化工機事業から撤退することが決まり、撤退の具体的な方法について検討する業務を担当。製品販売の終了、市場にある販売済製品のメンテナンス業務の継続を決めた。メンテナンス業務を引き継いだ部門との交渉、化学事業部にて継続必要な業務の統括。当該事業の他社売却に道筋をつけてから退社。

◇合同会社 SPLanning設立 2024年5月

ダイキン工業化学事業部での長年の経験を活かして化学技術コンサルティング業務のための会社である合同会社 SPLanningを設立した。中国を中心にフッ素化学に関するコンサルティングを展開中。半導体用FFKM成形品生産会社中国S社、FFKMポリマー生産会社中国F社、フッ素塗料生産会社中国S社など内外の化学会社、調査会社のオファーを受けた実績がある。

ひとこと フッ素ゴム、フッ素樹脂、フッ素塗料の重合工程を中心とした広範な知識を保有し多数の特許を出願し特許化できた実績がある。とりわけ、フッ素モノマーの反応性の違いや、フッ素モノマー以外のモノマーとの共重合特性に詳しい知見があるため、既存のフッ素高分子の改良、改質研究の指導ができる。また、化学分野の研究、開発、スケールアップ、マーケティングの経験、20年以上に亘る技術組織での管理職としての実績、5年間の中国での提携連携探索業務を経て獲得できた中国企業とのコミュニケーション体験等が強みである。これらの経験を活かして、化学分野全般の研究開発の進め方指導、マーケティングと組み合わせた商品開発指導が可能で、中国/日本企業の良い面悪い面を分かった上で、単なる技術指導に留まらず、どうやって収益化につなげるかを総合的に判断して、事業化の指導ができる。

公益社団法人日本技術士会近畿本部 登録活動グループ 近畿PE技術相談室